ギター解剖 – mavis MTL-800B

マテリアルからアッセンブリー、パーツに至るまで1ランク上のスペックを目指したというmavis MTL-800Bです。

この価格帯としては、たしかに質の良いエレキギターだと思います。

オリジナルのスペックは以下のとおりです。
 Neck Material :メイプル
 Finger board : インディアンローズ
 Body Material : バスウッド
 Neck paint : グロスフィニッシュ
 Body paint : グロスフィニッシュ
 Machine head : GOTOH/SGM
 Fret : ステンレス
 PU : アルニコNo.5
 Pot : CTS
 Jack : スイッチクラフト
 capasiter : オレンジドロップ
 Bridge : 3セクションサドルタイプ

ピックアップ交換のためにピックガードなどを外しましたので、少しだけ内部の写真をフォトギャラリーに公開しておきます。

なお、写真に写っているコンデンサは交換したもので、オリジナルのコンデンサではありません。

ギター解剖 – ZEP II SW-90HB

ZEP-II は、1980年代~1990年代初頭にESP Original/Navigatorの下に展開していたブランドで、後に EDWARDS にブランド名を変更し、ZEP-II は消滅した、という記事がウィキペディアに掲載されています。

このエレキギター、ボディのネックポケットに「SW-90HB」、ネックに「SW-90」とスタンプされています。

ブリッジは made in Germany の「FloydRose」、ペグは「GOTOH」、ネックはなかなか良さそうなメイプル単板、ボディ材とピックアップの詳細はわかりませんが、1ハム・1ボリュームのとてもシンプルな構成です。
また、ボリュームポットには 0.001μf のハイパスコンデンサが取り付けられています。

入手したときは、汚れやサビがとても多く、かなり汚い状態でしたので、金属パーツすべてのサビ取りやボディ・ネック・フレットのクリーニングをして、大分きれいな状態になりました。
ボディにステッカーの剥がした後がある以外は、大きなダメージはありません。

また、1弦12フレットで1.1mm、6弦で1.5mm程度に弦高を調整し、ジャックだけは SWITCH CRAFT に交換しましたが、フレットも十分残っていますし、なかなか良さそうなエレキギターですので、その他のパーツは変えずにしばらく様子を見ようと思っています。

なお、フォトギャラリーに写真をアップロードしてありますので、興味のある方はご覧ください。

YAMAHA SGV700 – その後

ポットのノブの一つとトレモロアームが欠品した YAMAHA SGV700 でしたが、やっとトレモロアームとノブを入手することができました。

トレモロアームは YAMAHA SGV700 の純正品ですが、ノブは純正品が見つかりませんでしたので、Mosrite US Custom Shop でモズライト専用のノブ(ゴールド)を購入して取り付けました。

SGV700 純正のノブとは形状が異なりますので、一つだけモズライト用のノブにすると違和感がありますので、3つともモズライト用のノブに交換しました。少しだけきつい感じはしますが、特別な加工もしないで取り付けることができました。

これで違和感もなく、パーツの揃った YAMAHA SGV700 を弾くこと(眺めていること)ができます。

YAMAHA SGV700 のオリジナルのスペックはこちらに掲載しています。

オクターブ調整

良い音を出すための重要な要素の一つにオクターブ調整があります。

オクターブ調整ができていないと、ハイフレットの音だけでなく、ローフレットの音も狂ってしまいますので、開放弦のコードですら綺麗な和音にはなりません。

オクターブ調整は、12フレットを押さえたときの音を、開放弦の1オクターブ上の音にする調整ですが、弦高調整をしてから行うことがとても大切です。
弦高が高すぎたり低すぎたりすると、正確なオクターブ調整はできませんので注意してください。

1本の弦ごとにオクターブ調整ができるエレキギターの場合はベストの調整を、6本の弦全体や2本の弦ごとにオクターブ調整をするものはベターの調整をしてみてください。

また、オクターブ調整ができないエレキギターもありますので、購入時にしっかりと確認することが大切でしょう。

チューニングの精度

良い音を出すための重要な要素の一つにチューニングの精度があります。

音が狂いやすい、音がぶれてしまうようでは、決して良い音が出ないからです。
なかなかチューニングが合わない、チューナーの針がぶれる、チューナーの LED の点滅が止まらない、さらにチョーキングしたらすぐに音が狂ってしまう場合などは、チューニングの精度が良くないといえます。

それでは、チューニングの精度が悪い原因はどこにあるのでしょうか。
チューニングの精度に直接関わる部品としては、ペグ、ナット、サドル、ブリッジなどがあります。もちろんネックやボディなども関係がないわけではありません。
また、弦そのものや、弦の張り方が悪いことも考えれます。

信頼できる新しい弦を使い、弦の張り方にも問題がないのにチューニングが合わない、あるいはすぐ狂ってしまう場合は、上記のいずれかの部品(もしくは全部の部品)を交換することでチューニングの精度を改善することができます。

チューニングの精度を上げることは、良い音を出すための最低条件でしょう。